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【アイコン・ジャパン】国際共同治験の対応強化‐日本オフィスは400人に

2019年07月02日 (火)
市川宏司氏

市川宏司氏

 CROのアイコン・ジャパンは、グローバル本社が受託した国際共同治験への対応を強化し、今後はオンコロジーと希少疾患の治験で拡大を目指す。日本オフィスの従業員数は400人を超え、臨床開発モニター(CRA)は250人体制に増強した。市川宏司ジェネラル・マネージャーは、専門紙の共同取材に対し、「リアルワールドデータを活用した観察研究の受託にも乗り出していきたい」と述べ、市販後の支援での事業拡大に意欲を示した。

 同社は、アイルランドを本拠とした世界的なCRO大手で、1995年に日本市場に参入した。2014年にはナイフィックスを吸収合併し、国内でオンコロジー領域の受託体制を強化した。現在、400人の従業員体制に整備しており、市川氏は「国内でモニタリングからデータマネジメント、統計解析、薬事など一貫したサービスを提供できるようになった」と述べた。


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