京都府薬剤師会の新会長に就任した河上英治氏は、本紙の取材に対し、今年度から会運営のトップマネジメントの協議機関として、総合的・中長期的視点に立った会務推進の方向性、経営的視点からの資源配分などを議論する「総合戦略会議」を新設したことを明らかにした。各委員会活動内容のチェックも含め3カ月に1回程度開催する計画で、「会議設置によりPDCAサイクルで効率的な会務運用を行いたい」との考えを示した。
総合戦略会議には、常務理事会メンバー、各委員会委員長のほか、外部委員として赤池昭紀氏(京都大学名誉教授)が参加する。戦略会議では、最重要事項として四つのプロジェクトを設置。具体的には、▽医薬品医療機器等法改正への対応▽健康サポート薬局の推進▽会館問題の解消(会館敷地の買い取りや転居を含め2年間をメドに方向性決定)▽会員数増加、収益事業の実施など会運営の健全化に向けた取り組み――を協議していく。
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