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【厚労省検討会議】ガスモチンのスイッチ「可」‐ミオナールは反対強く「否」

2019年07月29日 (月)
医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議

 厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」は25日、スイッチOTC薬の候補となる2成分を評価した。消化管運動機能改善剤「モサプリドクエン酸塩水和物」のスイッチ化について「2週間の服用後も症状が改善されない場合は医療機関を受診すること」を条件に「可」とした一方、筋緊張改善剤「エペリゾン塩酸塩」は「否」と結論づけた。前回会合でスイッチ化を「可」とした過敏性腸症候群(IBS)改善剤「ポリカルボフィルカルシウム」の判断は変わらなかったものの、安全性確保の面から、厚労省がセルフチェックシートの原案を作成した上で、12月の次回会合で示すこととした。

 大日本住友製薬のモサプリドクエン酸塩水和物(ガスモチン錠)のスイッチ化について、日本消化器病学会、日本臨床内科医会、日本OTC医薬品協会は、重篤な副作用が極めて少なく、安全性が高いことなどから、「可」と判断した。


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