協和キリンは7月29日、子会社「協和キリンフロンティア」が、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ダルベポエチンアルファ注シリンジ『KKF』」(先発品名:ネスプ)を5日に発売すると発表した。同剤は、協和キリンの主力製品であるネスプのオーソライズド・ジェネリック(AG)であり、国内初のバイオ後続品のAGとなる。
ネスプは、2007年7月に発売して以降、協和キリンの成長ドライバーを担ってきたが、今年直面する特許切れとバイオ後続品参入の対応策としてネスプAGの事業化を決定。17年に同剤の承認取得を目的とした「協和キリンフロンティア」を設立し、昨年8月に承認を取得した。昨年のネスプ単独の売上は537億円であり、ネスプAGと合算した今年の売上予想は、484億円と見込んでいる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。