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【緩和医療薬学会調査】薬剤師の7割が減薬実践‐緩和領域で処方を適正化

2019年08月22日 (木)

 日本緩和医療薬学会研究推進委員会が会員の病院薬剤師を対象に実施したアンケート調査で、薬剤師の介入による減薬の実態が明らかになった。回答した薬剤師の70.2%が、医療用麻薬が処方された癌患者に対して薬剤数の削減につながった介入を実践しており、薬剤師は緩和領域で処方適正化に貢献していることが分かった。こうした患者はポリファーマシー(多剤併用)になりがちだが、実際に回答した薬剤師の73.0%が日常的に不適切処方を経験していた。

 アンケート調査は、同学会の会員のうち病院薬剤師2618人を対象にウェブサイト上で実施。359人から回答を得た(回答率13.7%)。2017年10~11月までのデータを対象に9問に回答してもらい、解析した。


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