ファイザーは、抗HER2抗体「ハーセプチン」のバイオ後続品「トラスツズマブBS点滴静注用60mg『ファイザー』」、「同150mg『ファイザー』」を新発売した。HER2過剰発現が確認された乳癌と、HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌の適応で、先発品と同一の効能・効果、用法・用量での使用が可能となる。同社にとって2剤目のバイオ後続品であり、癌領域では初となる。
同社は、昨年12月に同社初のBSである抗TNFα抗体「インフリキシマブBS点滴静注100mg『ファイザー』」を発売しており、今年6月には、3剤目となる「ベバシズマブBS点滴静注用100mg『ファイザー』」、「同400mg『ファイザー』」の承認を取得している。