エーザイは異業種と連携し、予防分野でのサービス強化に乗り出す。人工知能(AI)を活用したデータ解析企業「FRONTEO」(フロンテオ)と連携し、医療機関向けに入院患者の転倒・転落リスクの予測システムを発売。また、東京海上日動火災保険とは国内における認知症との共生と予防の実施に向けた業務提携契約を結んだ。アルツハイマー病治療薬開発では苦戦する一方、保険診療外の予防医療では異業種との連携を加速させている。
エーザイは、医療機関における転倒・予防対策が重要として、昨年1月からヘルスケア分野のデータ解析に特化したフロンテオヘルスケアと共同で、入院患者の転倒・転落リスク予測システム「コロバン」の開発を行ってきた。
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