厚生労働省の「電子処方箋の円滑な運用に関する検討会」は9月26日、電子処方箋の運用ガイドラインの改定案を概ね了承した。医療機関で表示されたアクセスコードを薬局で読み取る運用方式とし、電子処方箋管理サービスの運営主体間で相互運用性を確保すること、患者が薬局を選べるよう行政がホームページを通じて電子処方箋に対応した薬局を提示することなどを新たに求めた。厚労省は今年度中にガイドラインを改定し、内容の周知と普及促進に取り組む。
この日の検討会では、厚労省がガイドライン改定案を提示。具体的な運用システムとして、医療機関で患者のスマートフォンなどに何らかの方法で二次元コードを用いたアクセスコードを表示し、これを薬局で読み取る形式を盛り込んだ。
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