中性脂肪学会は19日、「中性脂肪の新しい時代―10月第3土曜日は中性脂肪の日です」をテーマに、東京有明の武蔵野大学有明キャンパスで第3回学術集会と「中性脂肪の日」記念シンポジウムを開く。
プログラムは、特別講演が西野健氏(経済産業省大臣官房参事官)の「経済産業省のヘルスケア産業施策について」、斉藤喬雄氏(福岡大学名誉教授)の「リポ蛋白糸球体症とアポ蛋白E関連腎障害」の2題。
会長講演・難病克服シンポジウム「中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)を1日でも早く克服する―最新情報と今後の展望」を予定している。
その他に、シンポジウムとして▽中性脂肪とは何者?(基本知識から応用まで)▽小児期の中性脂肪代謝異常は深刻です、長期間の高脂質食の継続が必要なGLUT1欠損症の長期経過について▽救急医療(仮題)――の3テーマを企画。
アフタヌーンセミナーとして、▽中性脂肪、ここからです!(身近な薬剤師を活用しよう)▽BMIPPシンチグラフィで診る心臓の中性脂肪代謝――の2テーマのほか、ランチョンセミナーとして▽中鎖脂肪酸の代謝改善作用とエピジェネティック制御との関連、脂質代謝と男性生殖▽EPA・DHA・魚油の生理機能――の2セッションが行われる。
事前登録サイトは(http://tgbm.org/3rd_meeting.html)(当日参加も可能)。参加費は、医師・歯科医師・大学教員・企業関係者・国公立研究機関管理者が5000円、研修医・レジデント・専門研修医・医療従事者・アカデミア研究員等が3000円、大学生・大学院生・その他学生が1000円、一般が2000円。