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【日本新薬】DMD向け核酸医薬品‐来年早期に米で自販体制

2019年11月12日 (火)
前川重信社長

前川重信社長

 日本新薬の前川重信社長は6日、大阪市内で開いた決算説明会で、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)を対象にした核酸医薬品「NS-065/NCNP-01」(一般名:ビルトラルセン)の米国での自社販売について「年明けの早い時期に販売体制の準備が整う」と見通しを示した。10月に米国で承認申請の段階的提出を完了しており、早期の承認取得を見込む。9月に申請した国内でも、早期販売を見据え十数人の専任MRの教育を行っているとした。

 米国で同剤の販売スタッフは35人前後になる見込み。このうち、MR数は十数人になる予定で、前川氏は「MRを外注するか、自社で揃えるか、混合でいくかを年内に決めたい」と話した。MR以外のスタッフは固まりつつあり、年明け早期には販売準備体制が整うという。新規採用者を加え、米子会社のスタッフは総勢60人程度になる見通しだ。


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