◆大阪府が作成した「コンタクトレンズ(CL)の適正使用に関する小・中学生への教育資料」が厚生労働省を通じて、全国の自治体関係部署などに対する事務連絡として情報提供が行われるなど高い評価を得ている
◆昨年度に日本眼科医会が実施した「学校現場でのコンタクトレンズ使用状況調査」では、インターネットや通信販売等により眼科を受診せず、簡単にコンタクトレンズを手にする人が有意に増えたことが判明。憂慮すべき事態との見解が示された
◆近年、視力矯正のみならず、ファッション要素としてのカラーCLの装着者が増える一方、不適切使用による眼障害が問題視されている。府は低年齢化するCL装着者への適正使用策として、学校現場で活用できる教育用冊子を昨年度にまとめた
◆小中学生のCL装着による重症眼疾患から守るには学校医、学校薬剤師、養護教諭など関係者の連携のほか、保護者への知識普及も必要。冊子は府のホームページからダウンロード可能で、全国の学校薬剤師もぜひ参考にされたい。
CL適正使用で小中学生向け教育用冊子
2019年11月18日 (月)
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