アルミニウム製造大手のUACJ、ソフトウェア企業のSAPジャパン、医師向けクラウドサービスを提供するドクターズは、開封検知付きアルミ箔を利用した服薬管理システムの共同研究を開始した。錠剤の包装材であるPTPシートに検知機能と通信技術を搭載したアルミ箔を貼付し、医薬品が開封されれば、遠方にいる家族や医師に通知する。処方薬の飲み忘れや休薬期間中の誤った服用防止に活用し、2022年の実用化を目指す。
ドクターズ代表取締役の柳川貴雄氏は、15日に都内で開催した記者発表会で、「最先端技術を持つ企業と、臨床現場の医師を結集させ、これまでになかった医療ソリューションとして、残薬問題の課題解決に取り組んでいる」と説明した。
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