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富士フイルムは、CTやMRIで撮影した画像を用いた3次元画像を構築する画像解析システム「ボリュームアナライザー・シナプスヴィンセント」を発売した。同社が開発した画像処理技術「イメージ・インテリジェンス」を採用、各種臓器や血管などの精度の高い3次元画像を自動で抽出できる。
見たい画像や解析情報が得られる機能も用意されており、「冠動脈解析」では3次元画像から冠動脈の画像だけを抽出し、血管内の詰まり度合いの計測が可能。また、肝臓の血管構造だけを抽出できるほか、血管ごとに色調を変化させ、血管の容積データを解析できる「肝臓解析」、腹部の内臓脂肪と皮下脂肪量を計測することで、メタボリックシンドロームの診断を支援する「腹部解析」などの機能がある。
価格は、ワークステーションタイプが670万円02000万円、サーバータイプが1150万円04000万円。
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