あすか製薬の山口隆社長は11月28日、都内で開催した決算説明会で、来年度を最終年度とする5カ年中期経営計画の進捗に言及。「中計で掲げている売上高700億円を期間内に達成するのは困難」との認識を示した。今後、産婦人科領域で品揃えの強化を進め、2021年度にスタートする次期中計で売上高目標700億円を達成させる方針である。
同社は、16年4月に策定した中計で来年度に売上高700億円、営業利益率8%を掲げていたが、昨年4月に薬価制度抜本改革が実施されるなど、計画策定時と事業環境が大きく変化。今年度も売上530億円、営業利益率3.8%にとどまる見通しで、目標達成は困難と判断した。
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