池田模範堂は、動物などによるアレルギー症状の治療薬「ムヒDC速溶錠」(第2類医薬品)を全国の薬局、薬店、ドラッグストアで新発売した。動物アレルギーによる症状の治療薬を新たな訴求ポイントとして消費者の潜在ニーズを掘り起こし、鼻炎薬市場の活性化を狙う。
同社の調べでは、日本人の5人に1人が動物アレルギーの経験がある一方で、市販内服薬の使用率は8%にとどまっており、患部を洗うことや冷やすことなど特別な対処ができていないことが判明。
動物アレルギーへの効果を訴求している商品も市場には存在せず、一般的な対処法が顕在化していないことから、新たな訴求の形として今回、ムヒDC速溶錠を新発売した。
ムヒDC速溶錠は、動物アレルギーの症状に多いとされるかゆみと鼻炎(くしゃみ・鼻水)に対して、有効成分のメキタジンが1回1錠で効果を発揮。テイカ製薬が開発した口の中で溶ける「howatt製剤」を採用しているため、水がなくても場所を選ばずに飲むことができる。突発的に発症する動物アレルギーの症状に適した製品となっている。
12錠入り、税抜き希望小売価格は1000円。