ツムラは、茨城工場内で建設していたエキス粉末製造棟「第3SD棟」を3日に竣工した。投資額は約160億円で、来年4月に稼働する予定。製造工程にロボット技術を導入することで作業での人手を減らし、自動化・省人化を進めて、労働生産性の向上を図る。
同社は、国内に医療用漢方製剤の製造拠点を2カ所保有している。茨城工場は少品種大量生産に特化し、静岡工場は一般用漢方製剤も含めた多品種少量生産の役割を担っている。中期経営計画の戦略課題としてロボット化などの新技術を活用し、生産性を向上させる方針を示していた。
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