アステラス製薬は、癌免疫療法の基盤技術を持つ米バイオベンチャー「ザイフォス・バイオサイエンシズ」を1億2000万ドル(約131億円)で買収したと発表した。買収は既に完了しており、さらに開発の進捗に応じたマイルストンと合わせて最大6億6500万ドルを支払う可能性がある。癌免疫療法の研究開発に注力する中、固形癌と血液癌の両法を標的としたキメラ抗原受容体(CAR)細胞療法に関するザイフォスの基盤技術「アクセル技術」が新たに加わり、既存技術と組み合わせたシナジー効果を狙う。
ザイフォスは、2017年に設立されたバイオ企業。サンフランシスコを拠点に、従業員7人体制でアクセル技術を活用した医薬品開発を手がける。
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