日本ヘルスケア協会会長 今西信幸
設立足かけ6年目を迎える日本ヘルスケア協会の本年の活動は、今春の公益財団法人化を視野に、これまでヘルスケア推進のために行ってきた検討や準備内容を、順次ヘルスケア産業の具体的な育成と推進の実践に移し、確かな成果に結びつけていきます。
今年度から新年度にかけて実施および実行を予定している活動は、次の通りです。
1:日本ヘルスケア協会の年次活動
[1]日本ヘルスケア協会活動発表会および第4回日本ヘルスケア学会の開催(9月4~5日)、第4回ライフスタイルビジョンの開催(3月19~21日)
[2]会員活動の充実
必要な部会の新設と既存部会の強化・整理、部会間のシナジー効果の促進、企業間のビジネスマッチングの推進、会員向け特別セミナーの開催、協会幹部による企業相談日の設置
[3]経産省・2025年大阪関西万博計画への協力
協会内に「万博計画対応委員会(仮称)」を新設
[4]「規制のサンドボックス制度」を活用した必要な規制緩和の促進
野菜で健康推進部会、在宅感染症予防部会等
[5]大学での講座の受託と実施
昭和女子大学グローバルビジネス学部「ビジネス開発研究」、東京薬科大学薬学部「医療コミュニケーション講義」
[6]業界基準向上のための認証制度の拡大
配置販売業部会、野菜で健康推進部会等
2:日本ヘルスケア学会および日本ヘルスケア産業協議会の研究会・部会活動
既存の各研究会・部会の実践活動の推進に加えて、新たな研究会・部会を展開します。
3:ヘルスケア議員懇話会およびヘルスケア顧問会議等の活動
[1]検体測定室ガイドラインの見直し、機能性表示食品の届出の迅速化、生鮮食品に関する機能性表示の問題解決、スイッチOTC化の拡大等
[2]ヘルスケア推進に寄与した組織や人物の表彰
日本ヘルスケア協会は、わが国の優れた国民制度、皆保険制度を維持できるようにするため、生活者が実感し、成果の上がる数多くのヘルスケア推進事業を行っていきます。