国内バイオベンチャーのシンバイオ製薬は、2020~22年の3カ年中期経営計画を発表した。21年に営業黒字に転じ、22年に売上高108億円、営業利益15億円、当期純利益17億円を目指す。自販体制を構築し、主力の血液癌治療薬「トレアキシン」の価値最大化を図る。
中計では20年に売上高34億円、営業赤字51億円を見込み、エーザイに販売委託しているトレアキシンの自社販売が始まる21年に黒字化を目指す。20年上半期に全国レベルでの営業組織を構築し、21年にはエーザイから引き継ぐ形で、血液領域に特化した専門チームが自社販売を開始する予定である。
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