厚生労働省は19日、心疾患や脳卒中などの循環器病による死亡率を減少させるために取り組むべき施策をまとめた「循環器病対策推進基本計画」の骨子案を循環器病対策推進協議会に示した。保健・医療提供体制の充実など3分野の達成により目標を実現することとしており、かかりつけ薬剤師・薬局による服薬情報の一元的・継続的把握も含まれる。厚労省は、次回会合から計画案について具体的に議論し、今夏をメドに閣議決定した上で内容を実施したい考え。
昨年12月に施行された脳卒中・循環器病対策基本法では、予防や医療サービスまで幅広い循環器病対策を進めることとしており、基本計画では同対策の基本的な方向を示している。
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