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革新的医薬品や医療機器、医療技術の開発を目指し、厚生労働・文部科学・経済産業と内閣府の4府省が連携し、その方策を検討する政府の「健康研究推進会議」の初会合が26日、開催された。橋渡し研究や臨床研究の推進のための司令塔の位置付けで、初会合では、来年度から5カ年の予定で健康研究推進戦略(仮称)を推進するため、今年度中に戦略やロードマップを作成していくことを決めた。
健康研究会議は内閣府の野田聖子科学技術担当相が主宰し、文科、厚労、経産の4大臣と、有識者委員で構成する。有識者委員は近日中にメンバーが確定する。
初会合では、早急に取り組むべき方策として、▽橋渡し研究・臨床研究を実施・支援する拠点機関の人材確保や体制整備▽研究開発の産業化に向けたマネジメントとベンチャー支援▽省庁間が一体化し、スーパー特区などの支援””を中心に取り組む方向となった。
これらの課題に対応し、より長期的な課題も含めて5カ年の健康研究推進戦略を今年度中に策定し、予算要求もこれに沿って行うことを決めた。さらにロードマップも策定して事業の評価をしていく。
また、既に公募中の、医薬品や医療機器の開発促進のため関係府省が連携するスーパー特区では、同会議の下に評価委員会を設置して評価・採択を行う。10月からヒアリング評価を開始、10月最終週には会議を開催して採択課題を決定する。
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