加藤勝信厚生労働相は、3月31日に開かれた政府の経済財政諮問会議で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、初診からオンライン診療が行えるよう早急に検討する考えを示した。初診患者は対面診療が原則だが、感染状況が深刻さを増している現状を踏まえ、患者を感染源に近づけさせないためには徹底した対策が必要と判断した。規制改革推進会議にタスクフォースを立ち上げた上で、結論を出す方針。
この日の会議で加藤氏は、医療機関で新型コロナウイルスの感染源に患者が接触する事態を避けるため、慢性疾患患者の症状変化に応じた治療薬を事前に診療計画の作成がなくても電話やオンラインで処方できることなどを説明。
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