大日本住友製薬と医薬基盤・健康・栄養研究所は、インフルエンザウイルスに幅広く効果を現す次世代型ワクチンの実用化に向けた共同研究契約を締結した。流行ウイルス株と変異を起こした亜型のウイルスに広く効くワクチンで、1回の投与で約3~5年間は感染を予防できる可能性がある。既に前臨床試験を進めており、3年以内をメドに臨床試験を始めたい考え。
共同開発を進めている次世代型ワクチンは、抗原変異で感染予防効果が失われるという既存のインフルエンザワクチンの課題を克服できる可能性がある。
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