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◆今月15、16の両日、アイルランドの首都ダブリンで、第17回国際医薬品卸連盟(IFPW)総会が開催される。2年に1回行われているIFPW総会は、世界から医薬品流通に関係する企業トップが一堂に会して、国際的な動向や諸課題について真剣に議論する場として注目されている
◆前回のサンフランシスコ総会では、不正医薬品の流通を防止するための「サプライチェーンの完全性」などが中心テーマとなり、議論が交わされた
◆今回は前回と同様に「サプライチェーンの完全性」がテーマに挙がっているほか、「台頭するヨーロッパの流通モデル」「専門薬市場の戦略的展開」「薬局の役割:患者の安全性と患者の予後」「医薬品流通業界のグローバル化と将来」「新興成長市場―中国と中南米」など、多くのテーマで議論されることになっている
◆日本からは、メディセオ・パルタックHDの熊倉貞武社長とアルフレッサの岩崎研太郎副社長が登壇するが、米欧の巨大医薬品流通企業のトップと、激しい舌戦を繰り広げることが期待される。本紙はその模様を伝える予定なのでお楽しみに。