◆大阪府は1日から、新型コロナウイルスのクラスター感染が発生したライブハウス等施設の休業要請を全面解除した。これに伴い、飲食店などを含む不特定多数の人が集まる全施設やイベントを対象に、感染拡大防止に向けた「大阪コロナ追跡システム」の本格運用を始めた
◆店舗や施設などが府の発行するQRコードを掲示し、利用者はスマホで読み取りメールアドレスを登録する。施設で感染者の利用が判明し、その数が業種・規模に応じて設けた基準を上回る数となった場合、同じ日に登録した人に健康管理を促す内容のメールを送信。行動変容を促し、感染拡大を防ぐというものだ
◆5月29日から先行して飲食店を除く施設・イベント関係事業者で導入を開始したところ、3日間で約6000事業者が導入し、QRコードによる登録者は約1万7000人に及んだ
◆同システムへの個人メールアドレス登録は大阪府民が対象だが、目に見えない感染症は府県をまたぐおそれがある。近隣自治体とも連携した仕組みの構築が課題になるだろう。
「大阪コロナ追跡システム」本格運用開始
2020年06月03日 (水)
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