日本CRO協会は、会員32社の2019年総売上が前年比2.6%増の1950億円に伸長したと発表した。18年は同協会設立以来初の減収となったが、再び増収に転じた。ただ、売上の約9割を占める医薬品業務は0.6%減とわずかな減収になっており、医療機器などの増収でカバーした格好。総従業員数は136人増の1万7269人となった。
領域別で見ると、医薬品業務が0.6%減の1731億円となったものの、医療機器が26.6%増の52億円、再生医療等製品は25億円となり、医薬品・医療機器・再生医療等製品・食品・臨床研究の合計売上は2.1%増の1862億円となった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。