日本薬学会と薬学教育協議会は、新型コロナウイルス感染症に対応した2020年度薬学実務実習の指針をまとめた。大学の休校や受入施設での感染リスクなど、実務実習の実施が難しい状況となった緊急時の対応として、実務実習の最低限の質を担保するために示したもの。感染症の流行状況に応じて「通常期実習」「制限期実習」「中断期遠隔実習」の3段階に分け、それぞれの状況における実習内容や評価方法を参考として例示した。指針は、今年度の感染症対策が必要な期間に限って適用されるとしている。
今回の指針は、日本薬剤師会が示した「薬局実務実習における新型コロナウイルス感染症への対応」を受け、実務実習の最低限の質を確保するため、薬学会、薬学教育協議会、日薬が協議してまとめたもの。
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