薬事・食品衛生審議会医療機器・体外診断薬部会は19日、キュアアップが申請した禁煙治療補助システム「キュアアップSCニコチン依存症治療アプリおよびCOチェッカー」の製造販売承認を了承した。ニコチン依存症患者を対象に、禁煙治療プログラムの空白期間も禁煙行動を促すことが目的。医療機器分野で患者の行動変容を促すアプリの登場は初めて。患者が呼気をチェッカーに吹き込むことでアプリに測定結果が表示され、医師が患者情報を把握した上でアドバイスする。厚生労働省は、1カ月以内をメドに承認したい考え。
同製品は、日本循環器学会等が作成した「禁煙治療のための標準手順書」に基づいた禁煙治療プログラムに取り組むニコチン依存症患者が対象。プログラム開始後24週目まで治療介入することで、医師による診察時以外の時間も禁煙行動を促す。
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