中外製薬は、デジタル医療のツール開発を手がける米バイオフォーミスと提携し、子宮内膜症の痛みを客観的に評価するウェアラブル端末の共同開発を行うと発表した。米国とシンガポールで実施する観察研究を通じて痛みの評価法確立を目指し、中外が第I相試験を実施している子宮内膜症治療薬「AMY109」の開発に取り入れることも視野に入れる。
痛みは、子宮内膜症の主症状の一つだが、主観的な症状であるため、患者が自身の痛みを医療従事者や家族に正確に伝えることが難しく、客観的に痛みを評価していく上で課題となっている。
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