製造受託製品にも波及
共和クリティケアは、同社の厚木第二工場(神奈川県厚木市)で製造された複数のソフトバッグ製剤の製造工程で、GMPに定められた環境モニタリング試験の不備が確認されたため、重篤な健康被害は考えられないとする「クラス2」での自主回収を28日から開始した。沢井製薬や東和薬品、エーザイなど、共和クリティケアに製造委託した企業も、脳保護剤「エダラボン」などの自主回収を相次いで発表しており、今後さらに回収対象製品が出てくる可能性がある。
今回、共和クリティケアが発表した回収対象製品は輸液製剤の「アセトキープ3G注」「エスロンB注」など7製品の全ロット。
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