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ロシュ・ダイアグノスティックスは17日、リアルタイムオンライン細胞増殖測定システム「エクセリジェンス・システム」を新発売した。
エクセリジェンス・システムは、米アセア・バイオサイエンスとロシュが共同開発した研究者向けの細胞分析システム。細胞がマイクロエレクトロニックバイオセンサーに接触した時に、マイクロ電極間の電気的インピーダンス(抵抗値)が変化する測定原理を利用している。
特徴は、一定の間隔を置いて測定するエンドポイント法とは違い、細胞の状態変化や経過を連続して長期間にわたって計測できること。解析したい細胞反応を見逃すことなく、リアルタイムにモニタリングができる。
また、細胞に非生理学的変化をもたらす可能性のある細胞標識を必要としないため、解析したい細胞に負荷をかけずに、自然な状態で観察できる。
5年後に7億円の売上高を目指している。希望販売価格は、コンポーネント一式で税抜き978万5000円。
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