日本調剤は、ジェネリック医薬品の普及、有効活用を目指し、欧米など先進国で普及しているフォーミュラリーの作成を通じた医療費削減と標準薬物治療の確立に取り組む中、全国健康保険協会静岡支部(協会けんぽ静岡支部)から地域フォーミュラリー策定に向けた事業を受託してきたが、2020年度も「協会レセプトデータの分析によるフォーミュラリー策定に向けたデータ作成業務」を受託した。
同社は18年度から、協会けんぽ静岡支部の「協会レセプトデータをもとにした地域フォーミュラリー創出」に向けた事業を受託しており、18年度は静岡県内で対象となる四つの薬効群(ACE阻害薬/ARB、HMG-CoA還元酵素阻害薬、経口プロトポンプ阻害薬〈経口薬〉、経口ビスホスホネート系薬)に地域フォーミュラリーを導入した場合の医薬品費削減効果を算出した。
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