医療機器メーカー「サンメディカル技術研究所」は3日、「植込み型補助人工心臓EVAHEART」で入院中の患者が死亡したと発表した。同製品による死亡例は昨年9月に続き2例目となる。前回と同様、同製品を装着した入院患者の血液ポンプが停止したのが原因としている。
同製品をめぐっては、昨年9月に補助人工心臓の構成部分である血液ポンプのモーター回転部が経年劣化で変形したことにより回転障害が発生し、患者1人が死亡。健康被害の発生後、直ちに自主回収を行っていたが、全身状態が悪く、製品の交換ができなかった患者で死亡例が発生した。
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