日本医療機能評価機構は、電子カルテのアラートが機能しなかったことでアレルギーのある薬剤が患者に投与された事例を17日付の「医療安全情報」で紹介し、処方時にアラートが表示される登録方法を周知することや、テキスト入力での登録では処方時にアラートが表示されないことを注意喚起した。
処方時にアラートが表示される条件に合った方法で電子カルテにアレルギー情報を登録していなかったことにより、アレルギーがある薬剤を投与した事例は9件。具体的には、病院の電子カルテがアレルギー情報を登録する場合、薬剤名をリストから選ぶと同じ成分の薬剤処方時にアラートが表示されるが、テキスト入力するとアラートが表示されない仕組みだった。
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