日本チェーンドラッグストア協会は21日、新たに「一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会」を設立し、活動を開始した。記者会見した池野隆光会長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響も踏まえ、「今後は、食と健康を併せ持った業態が大きな注目を浴びてくる」とし、他団体とも協働しながら次の一手を打っていく考えを強調した。田中浩幸事務総長は、「外から見ても、活動するわれわれにも非常に分かりやすい団体にしていこうとする結果が、今回の法人格取得につながった」と説明した。
記者会見で池野氏は、今回の一般社団法人への移行に関して「法人格を持つということは、法人として明確にしなくてはいけないことが多く、法に基づく明確さを作っていくということ」との考えを示した。その上で、「全てが何となく曖昧だったJACDSから、進む方向を明確にして的を絞った活動をしていくに当たって、法人格を取得した方が良いと考えた」と背景を述べた。
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