日本保険薬局協会(NPhA)は、服用期間中フォローアップ事例と成果を集めた調査結果を公表した。それによると、今回報告された事例のうち、フォローアップ後に処方医への情報提供など連携につながった事例が73%と約7割に達し、処方変更や経過改善など何らかの成果につながった事例が95%とほどんどの事例で見られたことが分かった。
調査期間は7月14日から8月31日で、報告数は会員20社282薬局からの525事例。主な調査結果を見ると、フォローアップ後に処方医への情報提供など連携につながった384例のうち、疑義照会を行った事例は110件(21%)となった。トレーシングレポートによって情報提供を行った事例が221件(42%)、処方提案を行った事例が70件(13%)となった。
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