大阪府薬剤師会の乾英夫会長は14日の定例会見で、新型コロナウイルス禍における薬局経営支援として、大阪府と市への来年度予算要望の中で、慰労金支給の要望を行ったことを明らかにした。尾島博司大阪府薬連盟会長も、大阪府議会議員、市議会議員などに対して慰労金拠出を口頭で要請したことを報告した。
新型コロナウイルス感染症の薬局経営への影響については、日本薬剤師会の調査でも、3月以降の技術料は前年を下回る状況で推移している。乾氏は「調剤報酬改定と新型コロナで経営が厳しいというのは確か。8月も決して良くはない。苦しい状況であることには変わりない」と実感を語り、府下でも閉局に追い込まれた薬局があると説明した。
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