日医工と東和薬品は16日、2型糖尿病治療薬「メトホルミン塩酸塩錠500mgMT」の自主回収(クラスI)を開始した。昨年12月に厚生労働省から発出された事務連絡を受け、社内で該当製品とその原薬について発癌性物質「N-ニトロソジメチルアミン」(NDMA)を分析した結果、一部のロットから管理指標を超える測定結果が得られたとしている。
自主回収を行う製品は、「メトホルミン塩酸塩錠MT『日医工』」「メトホルミン塩酸塩錠MT『トーワ』」の一部ロットで、同錠250mgMTについては、管理指標を超えるロットはなかった。原因の特定には至っていないが、現時点で複数の可能性があるとしている。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。