キュアアップは、医師が処方する治療用アプリのアジア第1号製品として国内承認を取得したニコチン依存症治療用アプリを今年度中に上市し、新しい市場創出を目指す。佐竹晃太社長は本紙の取材に、治療用アプリのパイオニアとしての地位を確立していく方針を提示。「治療用アプリのグローバルメガ企業を目指す」と述べ、海外展開を見据えた事業拡大も視野に入れていることを明らかにした。
同社は、治療用アプリの開発を手がける国内スタートアップで、8月に「キュアアップSCニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」(一般名:禁煙治療補助システム)について、医療機器として国内承認を取得した。保険適用で今年度中の上市を見込む中、パイプラインには非アルコール性脂肪肝炎(NASH)や高血圧症などの治療用アプリを保有している。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。