ウエルシアホールディングスの池野隆光会長は、電話会議で開催した2021年2月期中間決算説明会で、「新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、わが国の流通部門は大きな変化を余儀なくされている」との認識を示し、ドラッグストアの状況については、食品の購買増や各社による調剤併設の強化などを指摘した。また、国民の自己防衛意識の高まりを踏まえ、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)などと国に対して、スイッチOTCの推進を要望していることなども説明した。
池野氏は、「新型コロナウイルスの感染拡大によって、身に降りかかる危険と衛生観念の恐怖を思い知らされることとなった。そのために、国民のセルフメディメーションという自己防衛の意識が非常に向上した」と指摘。「JACDSとメーカーで、医療用医薬品をスイッチして薬局で扱えるよう国に要望を行っている」と説明した。
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