森川産業は、30日まで「2020秋の新製品内見会」を東京岩本町の同社本社内で開催している。新型コロナウイルスの影響で各種展示会が中止になり、新製品の案内や発表ができない状況の中、新しい情報を発信するため、ヘルスケア、シニアケア、ベビーケア、ハウスホールドのメーカーが集結して週替わりで展示を行う特別展示会となっている。また、来場できない遠方の人に向けてスマートフォンによる動画配信なども行っている。
医療衛生用品業界では、8月に第107回「東京医療衛生用品フェア」の開催が予定されていたが、来場者の健康や安全面を最優先に考え、中止となった。森川産業の岡本正敏社長は、「得意先からフェアに代わる何かができないかという声や、ワクチンや特効薬がない中では予防以外なく、予防商材は医療品業界の商品であり、アピールする場を作ってもらえれば商売の励みになるとの声が多数寄せられた」という。
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