メトトレキサート錠2mgタナベ |
田辺製薬は、21日より抗リウマチ剤「メトトレキサート錠2mgタナベ(一般名:メトトレキサー卜)を新発売した。同剤は、慢性関節リウマチで、過去の治療において、非ステロイド性抗炎症剤及び他の抗リウマチ剤により十分な効果の得られない場合を適応症とする。
メトトレキサートは、2002年に発表された米国リウマチ学会のガイドラインの中で、リウマチ治療の第一選択薬とされ、関節リウマチ治療の標準治療薬と位置づけられている。
田辺製薬では、関節リウマチ治療薬として、03年7月から抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「レミケード」を発売。既に1万人を超える患者に使用されており、その効果と有用性が確認されている。
レミケードは、メトトレキサートと併用で用いられ、併用することによって、最大の臨床効果、関節破壊抑制効果を示す薬剤で、同社中期経営計画「チャレンジTANABE2010」(0602010年度)の中での最重点品目となっている。田辺製薬では、メトトレキサートの発売により、レミケードのさらなる拡大を目指す。