◆日本医療薬学会年会が24日から、ウェブ上で始まった。会期は来月1日まで。当初は名古屋市で開く予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、ウェブだけの開催に変更された。既に多くの参加者が実感していると思うが、ウェブでの視聴は極めて快適だ
◆例年、年会の会場には大勢の参加者が押し寄せ、人気のシンポジウムでは座席を確保しづらいこともあった。各演題が同時並行で進むため、どれだけ頑張っても取材できるシンポジウムや一般演題の数には限界があった
◆ウェブ開催では時間の許す限り、興味のある演題を視聴できる。一部の演題で巻き戻し機能がないのは難点だが、スライドの映像や音声はクリアで理解しやすい
◆とはいえ、発表者と直接、面と向かって話せないのは残念だ。会場を埋める参加者の熱気も感じられない。便利だが、その一方で現地開催の良さを改めて実感する。いくつかの学会では、既に現地とウェブのハイブリッド開催が始まっている。今後はそれが主流になるのかもしれない。
日本医療薬学会年会がウェブ開催中
2020年10月30日 (金)
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