◆新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、インフルエンザシーズンに突入する。厚生労働省が10月23日に発表した18日までの1週間、第42週の発生状況を見ると、報告数は20、1定点当たり0.00となっており、前年同期の3550、0.72と比べると圧倒的に低い
◆例年の流行入り(定点当たり1.00超)は45週から50週、ピークは翌年の第4週から第5週が多い傾向であり、本格的な流行シーズンはこれからだ。インフルエンザワクチンを接種する人も多くなると見られる
◆また、治療薬に関しても、国立感染症研究所と全国地方衛生研究所が、タミフル、リレンザ、ラピアクタ、イナビル、ゾフルーザ、シンメトレルに対する抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランスを実施している。日本は世界一の抗インフルエンザ薬使用国であり、薬剤耐性株の検出、情報提供は非常に重要である
◆ウイルスとの闘いには様々な側面が存在するものだが、今後、新型コロナウイルスも含めた「抗ウイルス戦」に臨むことになる。
「抗ウイルス戦」に臨む
2020年11月02日 (月)
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