小野薬品の相良暁社長は10月29日、大阪市内で開いた中間決算説明会で、免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」の売上高1000億円の達成が視野にあると展望を語った。今年度中に国内で非小細胞肺癌の1次治療薬としての適応取得を予定するほか、既存適応での使用も拡大すると言及。同剤の通期売上見込みを5月の予想値から80億円増やし980億円に上方修正した。
患者数が多い非小細胞肺癌を対象にした免疫チェックポイント阻害剤の国内市場は約1000億円規模と見られ、現在は大部分を1次治療の適応を持つ競合薬「キイトルーダ」が獲得している。
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