◆接戦となった米国大統領選挙の結果、民主党のバイデン氏の勝利がほぼ確実となった。両陣営が激しく対立し、虚実入り乱れた情報が飛び交うなど、良くも悪くも米国の現状を反映した選挙だったが、結果は民主的な指導者の選出方法として尊重されるべきである
◆現職のトランプ氏が敗北した理由には様々な要因があると思われるが、新型コロナウイルス感染症対策の不徹底はその一つに挙げられるだろう。マスク着用を拒否する、科学的アドバイザーを軽視するなどしたため、累計の感染者数、死者数共に世界一につながったとの見方もある
◆それでも、科学分野で米国に比肩する存在はない。多数のメガファーマが拠点を置き、勢いのあるベンチャーが続々と生まれる土壌は他国にはない。コロナ対策でもリーダーとして模範になる責務があるはず
◆協調主義を掲げるバイデン氏には、他者に耳を傾け、WHO等と協力して感染症に対応することが期待される。そのために一日でも早く政治的安定を取り戻し、コロナ対策を打ち出してほしい。
コロナ対策でも協調を
2020年11月11日 (水)
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