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【厚労省】ワクチン最優先に高齢者‐一定年齢以上、リスク考慮

2020年11月11日 (水)

接種順位案示す

厚労省が接種順位案

 厚生労働省は9日、新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの接種順位について、重症化や死亡リスクの高さを考慮し、一定年齢以上の高齢者を最優先とする考えを厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会に示した。次に一定年齢未満の基礎疾患患者とし、妊婦に関しては関連学会等の意見を踏まえた上で決めるとした。高齢者や基礎疾患の範囲を検討するため、関連学会から意見を求める方針。

 政府は、現時点の新型コロナウイルスワクチンの接種に関する考えとして、高齢者や基礎疾患を持つ人、患者に直接医療を提供する医療者を接種順位の上位に位置づけ、具体的な範囲を検討することとしていた。


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