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調剤が業務時間の過半に‐人員少ない療養・精神科病院

2020年11月11日 (水)

新潟大病院・外山氏が解析

 病院薬剤師業務の全体像を解析した結果、精神科病院や療養型病院では、薬剤師の全業務のうち調剤業務に費やす時間が5~6割を占めていることが、外山聡氏(新潟大学病院薬剤部長)が厚生労働科学研究と日本病院薬剤師会の調査結果を解析した結果から明らかになった。これらの施設では、100床当たりの薬剤師数も少なく中央値で2人以下となっており、マンパワー不足と業務内容が相関していた。

 厚生労働科学研究「病院における薬剤師の働き方の実態を踏まえた生産性の向上と薬剤師業務のあり方に関する研究」のグループと日病薬が2018年6月に同時に実施した調査を解析した。調査対象は全病院8380施設で、3430施設から回答があった(回答率40.9%)


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