米ファイザーは16日、特許切れ医薬品事業を担うアップジョン事業部門と米大手後発品メーカーのマイランによる統合新会社「ヴィアトリス」を設立したと発表した。今回の統合により、ヴィアトリスは全世界で約4万5000人を擁する企業となり、10億ドル(約1041億円)のシナジー効果を生み出せるとしている。国内では、同事業部門から社名変更した「ヴィアトリス製薬」など4社によるグループ体制で事業を展開していく。
両社は、昨年7月に統合を発表しており、今回特許切れ医薬品を扱うアップジョン事業部門がファイザーから分社化され、マイランと合併した。統合後は、ファイザーの株主がヴィアトリス株式の57%、マイランの株主が43%を保有する。17日から株式取引を開始した。
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