IQVIAジャパングループは、患者が自宅からでも参加できるバーチャル治験の実施に向けて本格始動した。現在、複数の治験で患者のリクルーティングや治験実施施設の選定が最終段階にある。イノベーションオフィス責任者の氏原真美氏は「1年がかりで準備してきたが、ようやく動き始めた。治験実施施設からも前向きな回答を多くいただいているので、成功事例として確立しながらバーチャル治験の受注を拡大していきたい」と意気込みを語っている。
同社は、バーチャル治験の実施に向け、後期段階の治験の一部を在宅で実施するためのプロセス構築から、プラットフォームとなるツールの日本語化、関連サービスの立ち上げなどを、およそ1年間かけて進めてきた。
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